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恋文 その弐

    2012-05-20(Sun)

こんばんは、かな?
曖昧な時間ですね……

昨日に引き続き、恋文のその弐です。

幸せ絶頂の『僕』ですが、この先果たして……?


多分、その肆まで続くかな、この調子だと。

では、追記からご覧ください。






幸せな毎日
放課後は並んで歩く

でも、彼女の家は学校のすぐ近く
「逆ならよかったのに」
学校から遠い僕はそう言った
「うん。そしたらもっといられるのにね」
彼女も寂しそうに言った

そして僕は臆病で
彼女の手を握るなんて勇気はなかった
でも、精いっぱいに言葉で愛を伝える
それだけしかできないから

彼女はふとした瞬間に手紙を寄越す
いや、手紙なんて立派なものは少ないかな
たいていはノートの切れ端に言葉を綴り
小さくたたんで僕の机へ
通りかかる時に投げていくんだ

僕が顔を上げると
彼女はそっと微笑んでくれる
それだけで僕は満たされる

小さな紙切れに書かれた言葉
「好き」「ゴメンね」「話せる?」
色んな言葉がそこにあった
愛には愛で応え
謝意には笑顔で「大丈夫だよ」と
「話せる?」だなんて他人行儀
僕は何時でも君を待ってるのに

友達とバカやってる僕を見守る君
放課後君の帰りを待つ僕
言葉を交わす時間を
少しでもいる時間を
増やそうと僕らは少し必死だった

どんな小さな言葉も
どんな短い時間も
僕らにとっては掛け替えない想い出だった

幸せはここにあると
そう、信じることが出来た
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テーマ : ショートショート
ジャンル : 小説・文学

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まとめtyaiました【恋文 その弐】

こんばんは、かな?曖昧な時間ですね……昨日に引き続き、恋文のその弐です。幸せ絶頂の『僕』ですが、この先果たして……?多分、その肆まで続くかな、この調子だと。では、追

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コメント

No title

 こんばんは。
何か 幸せなのに 凄く不安。
必死に愛そうとしている 僕と彼女。
其の 貪るような必死さが 限りのある 終わりを知っているようで
痛々しい。
何だろう 凄く 不安に 怖くなる。


ウゾさんへ

今晩は。

幸せの中に不安を感じていただけましたか。
上手く狙った通りになりましたね。

『僕』と『彼女』は互いに愛で結ばれていますが、未来など誰にもわかりません。
その不安が彼らを急き立てているのかもしれませんね……

コメントありがとうございました。
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